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ルイ13世が狩猟用に使っていた城館を17世紀にルイ14世が現在のような絢爛豪華な宮殿へと生まれ変わらせたのがヴェルサイユ宮殿(Chateau
de
Versailles)。漫画の「ベルサイユのばら」に始まり、最近ではソフィア・コッポラの映画「マリー・アントワネット」の舞台にもなったこの宮殿のことを知らない日本人はいないと言っても過言ではないでしょう。
無料のオーディオガイドや各種パンフレットはすべて日本語版があるので、とても便利です。詳しい日本語公式サイトもあるので、ぜひ見てみてくさい。
そんなヴェルサイユの敷地はとにかく広大で、見どころもたくさん。時間に余裕があるならすべてを見学するのが一番ですが、そうでない方のために、
このページではカイエ・ド・パリの独断と偏見で優先度をつけてご紹介していきます。
まずは日本語案内図(PDF)を開いて、全体像を把握してから、次に進みましょう。
【2008年5月追記】
ヴェルサイユ宮殿とMMF(メゾン・デ・ミュゼ・ド・フランス 銀座7丁目)が共同で、ヴェルサイユ宮殿美術館の日本語コンテンツ(ポッドキャスト配信)を制作。自分のパソコンにmp3ファイルをダウンロードしたり、ポッドキャストでiPodに落として持ち運ぶことができます。
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チケットは事前に入手
とにかくいつも混雑しているヴェルサイユ。事前に入手しておけば、チケット購入で並ばなくてもいいので時間の節約にな
ります(→前売り券の買い方はこちら)
。
歩きやすい靴で行く
庭園や離宮もヴェルサイユの大きな見どころのひとつ。ヒールのある靴では辛いです。
ミニ電車やレンタサイクルを活用する
大運河や大トリアノン、小トリアノンまで足を延ばす場合、歩いて往復するとかなりの距離になります。たとえ足に自信のある人でも、行きはミニ電車を利用して帰りは歩くというのがベストでしょう。
(→敷地内の移動手段についてはこちら)
トイレを見つけたらすかさず行く
残念なことに、ヴェルサイユはトイレの数がとても少ないのです。特に女子トイレには長い行列ができていることが多々あります。敷地内のレストランやカフェに入ったり、トイレを見かけたらすかさず行っておくと、後で困りませんよ。
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*宮殿内のオペラ劇場は2008年末まで修復工事で閉鎖 |
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宮殿内の見どころを、優先度順に並べました。だいたいの見学時間の目安は次の通りです。これに、チケット購入や入場の待ち時間、敷地内の移動時間、食事時間、休憩時間を考慮して、実際の所要時間を計算してみましょう。
@のみ:1時間〜1時間30分程度
@+A:2時間〜2時間30分程度
@+A+B:3時間30分〜4時間程度
@+A+B+C:5時間〜5時間30分程度
C:皇太子の居室、奥方の居室、どちらもじっくり見なければ各30分程度(省略してもOK)
D:じっくり見なければ15分程度(省略してもOK)
時間が全然なければ@とAをざっと見学しましょう。ヴェルサイユの雰囲気は十分に伝わります。もしも時間に余裕がある場合、カイエ・ド・パリのおすすめは、やはり@〜Cのすべてか、少なくとも@〜Bを見学すること。マリー・アントワネットの離宮には、宮殿の豪華さとはまた異なるゆったりとした空気が流れており、このすべてを見学して初めてヴェルサイユの全体像がつかめるのです。ただし、@〜Cを見学する場合、途中で食事したり休憩したりしてほぼ丸一日かかると考えましょう。
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@王と王妃の大居室、鏡の回廊、礼拝堂 |
ヴェルサイユ宮殿に来て、これを見なかったら意味がない!それが「王と王妃の大居室」、18億円をかけた修復工事が終わったばかりの「鏡の回廊」、そして「礼拝堂」。あふれんばかりの見学者でごった返していますが、オーディオガイドの説明に耳を傾け、17世紀の宮廷の様子を想像しながら見て回りましょう。
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A庭園 |
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宮殿の見学が終わったら、ル・ノートルが造営した庭園へ。宮殿を背にして高台から眺める景色の素晴らしさは感動ものです。いかにもフランス風の幾何学模様が描かれた庭には、たくさんの美しい彫像が散りばめられています。宮殿から歩いて15分ほど、大運河のほとりまで行けば、カフェやレストラン、サンドイッチやクレープの買えるスタンドが並び、芝生の上でくつろぐ人々で賑わっています。
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Bマリー・アントワネットの離宮(大トリアノン、小トリアノン) |
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Cマリー・アントワネットの離宮(農場、王妃の家など) |
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小トリアノンからさらに歩いて15〜20分ほどの場所にある王妃の家や農場は、敷地内で宮殿から最も遠い場所のひとつですが、時間があればぜひ行ってみてほしいところです。宮殿のきらびやかな雰囲気とは対照的に、ひなびた田舎風の建物が並び、豚や牛、ニワトリ、ロバが実際に飼われている農場からは家畜の動物たちの匂いが漂ってきます。贅沢を好んだというマリー・アントワネットが、この場所をとても気に入っていた、というのがちょっと信じられないくらいですが、宮廷社会の窮屈さに辟易した彼女にとっては、楽園のような場所だったのかもしれません。彼女の許可がなければ、たとえ王である夫でさえも、ここに来ることは許されなかったといいます。
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D皇太子の居室/奥方の居室 |
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皇太子の居室、ルイ15世王女と奥方の居室はそれぞれ、別の入口から入場します。また、奥方の居室のほうは土日のみの公開となっていますのでご注意ください。
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Eフランス歴史回廊 |
鏡の回廊を見学している途中で、フランス歴史回廊も通ることができます。肖像画が中心で、オーディオガイドの説明もないので、あまり時間をかけずに見学を済ませることが可能です。
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●徒歩→宮殿内や庭園の見学なら問題なく歩いて周ることができます。
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●レンタサイクル→大運河のほとりにレンタサイクルがあります。パスポートなどの身分証明を提示する必要あり。30分4ユーロ、1時間6ユーロ。
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| ●ミニ電車(Petit train) |
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→1枚のチケットで宮殿−グラン・トリアノン−プチ・トリアノンの間を自由に乗り降りできるミニ電車。かなりゆっくりのスピードではありますが、一番遠いプチ・トリアノンまで15分ほどで行けるので便利。
大人6ユーロ、11〜18歳4.5ユーロ、10歳以下無料
3月〜10月は10〜20分間隔、11月〜2月は30分間隔で発車
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
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ヴェルサイユの敷地内にはカフェやレストランのほか、サンドイッチやクレープ、アイスクリームの買えるスタンドが点在しています。特に、庭園と大運河の境目、ミニ電車の停留所「Grand
Canal」にはさまざまなお店が集中しているうえ、買ったサンドイッチをのんびり食べられる芝生もあるので便利です。 |
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ゆっくり座って食べたいという人にお薦めなのが、Grand CanaleにあるLa
Flottile(ラ・フロッティーレ)。なんと1896年創業というこのお店、入って左側がカフェで右側がレストランになっています。レストランは3品コースで26ユーロ。もう少しリーズナブルに食べたければ、カフェへ。サラダやピザが10ユーロ程度で食べられます。朝8時からノンストップで営業しているのも魅力。昼食時は混雑を避けて早めに行きましょう。 |
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| ●パスポート |
| 見学可能場所: |
@〜Eすべて(音声ガイド付き) |
| 料金: |
4月3日〜10月31日
平日→20€ / 土日祝→25€ / 18歳未満無料
11月2日〜4月1日
毎日16€ / 18歳未満無料 |
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| ●宮殿のみ |
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見学可能場所: |
@、D、E(音声ガイド付き) |
| 料金: |
大人13.50€ / 18歳未満無料 |
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| ●マリー・アントワネットの離宮のみ |
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見学可能場所: |
B、C |
| 料金: |
大人9€ / 18歳未満無料
個人は1、2階部分のみ。
全館見学したい場合は有料ガイド付き(14.80ユーロ)を選んでください。 |
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| ●庭園のみ |
| 料金: |
無料(音楽と水の祭典開催日を除く) |
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| ●12月〜3月の第一日曜日は@Eが無料 |
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→入場料の詳細は日本語公式サイトをチェック
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●Fnac
パスポート、宮殿入場券、マリー・アントワネットの離宮入場券は事前にFnacでも購入が可能です。
パリ市内Fnac各店舗の地図:
モンパルナス/バスティーユ/シャンゼリゼ/サン・ラザール
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●パリ・ミュージアム・パス
パリ・ミュージアム・パスの提示で@〜Eすべての見学が可能です。ただし、季節によって公開されていない場所もありますのでご注意ください。
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●SNCF国鉄駅のTransilien窓口
国鉄駅の窓口では、往復乗車券+パスポートが込みになったForfait Loisir Chateau de
Versaillesを発売しています。パリからだと平日21.45ユーロ、週末25.75ユーロ。
→詳しくはSNCFの英語サイトをチェック
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●その1
RER C線Versailles-Rive Gauche行きの終点Versailles-Rive
Gauche駅で下車。徒歩5分。→2009年7月14日までの時刻表(PDF)●その2
国鉄サン・ラザール駅からVersailles-Rive Droite行きの終点Versailles-Rive
Droite駅で下車。徒歩15分。→2009年7月11日までの月〜土時刻表(PDF)/日祝時刻表(PDF) |