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フランスと言えばパン、そしてバゲット、クロワッサン・・・。実際こちらで食べるパンは本当に美味しいし、日本人のお米同様にフランス人にとって欠かせないものだと思っていたのですが、実はフランス人のパン消費はずいぶん減ってきました。
20世紀初め、国民一人・一日あたりの消費量は800グラム。1950年には600グラム、そして1990年以降はなんと135グラムに落ち込んでいるのだそうです。
こんな苦しい状況の中、5月13日から18日まで「パン祭り」が開催されています。フランス中の大都市で屋外に大きな焼き釜が設置されたり、学校でパン作り教室が開かれたり、パン作りというフランスの伝統を守るべく企画されたイベントが目白押し。
フランスでパンの消費が落ちている理由には「パンを食べると太る」という誤った考え方や、大規模スーパーで売られている安いパンとの競争、そしてこのところの値上がりも影響しているかもしれません。ちなみにスーパーで売っているバゲットの多くはタネを一旦冷凍してから焼いたもので、「boulangerie」と名乗れる本物のパン屋さんが作るパンとは全然味が違います。
近所のパン屋さんで焼きたてほかほかのバゲットを買い、その香ばしい匂いを嗅ぐたびに「パンよ永遠なれ!」なんて叫びたくなる私。フランス人がパンを食べなくなったなんて、なんだか不思議ですが・・・。(2008-05-14)
パン祭り(Fete
du Pain)公式サイト |