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シテ島の現在警視庁や裁判所がある場所は10世紀から14世紀までフランスの国王が暮らし、政治を行っていた王宮でした。そこにあるコンシエルジュリーとサント・シャペルは、フランスで最古の王宮の一部だったというわけです。
コンシェルジュリーの見どころは2つ。1つめはその中世建築です。入ってすぐの広々とした「衛兵の間」では、王宮で働いていたおよそ2000人の人々の食堂だったといいます。
2つめはフランス革命時代の牢獄で、貧しい者はワラの上で寝かされ、お金を払える者はベッドで寝ることができたという独房の様子が再現されています。もちろん最も有名な囚人はマリー・アントワネットでしょう。彼女の独房があった場所は礼拝堂になっていますが、独房の様子を再現した部屋が別に用意されています。見張りの憲兵が衝立のすぐ後ろで見つめる中、狭くて薄暗い独房で処刑を待つマリー・アントワネット・・・ |